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どーすんの?

タイトルからして「これはもう買うしかない」と思い、即買い。思ったとおり、おもしろかった。41歳夢みるおっさんである主人公のシズオをはじめ、飄々として、ときにシズオを母親的にたしなめるシズオの娘である鈴子、過去にどんな道を歩んできたのかが気になるシズオの父(名前出てきた?)、いわゆる不良っぽい感じの若者である市野沢、そしてサラリーマン時代の仲間である宮田など、いずれのキャラもみなとても個性があって、ただ彼らが登場している世界を傍観いるだけでも十分におもしろいのに、さらにそこに、41歳ビューティフルドリーマーであるシズオの葛藤、例えば、みんなから誉めそやされたい、娘の鈴子からお父さんと呼ばれたい、自分をもっと表現できる場所があるんじゃないのか、っていうか俺はいったい何をやっているんだ?などといったものが散りばめられているため、おもしろくないわけがない。2巻は春頃に出るようなので、いまからとても楽しみだ。
また、この漫画を読みながら、途中で、自由というものは何かからの解放ということでしか実感できないものなんだろうか、という疑問が湧いた。この疑問は以前読んだ本(タイトルは覚えていない)に載っていた問だったような記憶がある。どうなんだろう? もしそうであるとするならば、なんだか虚しさを感じずにはいられないが、でも、そんな疑問を漠然と胸に抱きつつ漫画を読み進め、最終話を読んだときに、自由がどうだ、だとかそんなことはどうでもよくなって、清清しい気分で漫画を閉じることができた。とてもいい漫画だと思う。