消失

本屋が家の周りから消えてしまった。気がついたら家の一番近くにあったはずの本屋がなくなっていた。そしてそのちょっと先にあったその店の支店もなくなっていた。参った。社会人になって以来あまり社会と関らなくなっていたから全く気がつかなかった。休みの日に新刊コミックなんかを買うのにわざわざ自転車で15分くらいかけて大型ショッピングモールの本屋まで行かなきゃならなくなった。実に面倒くさい。っていうかあの本屋売れてなかったんだろうか。近くにはあそこしか本屋はないから、売れてるのかと思っていた。まあ僕が一駅先の本屋でバイトしていたときも出版不況だからいまは書店は大変だよと店長が言っていたので、売れてなかったのかもしれない。コンビニに置いてある雑誌くらいでことが足りてしまうということなんだろうか。それに、欲しい本探そうと思ったら勤務先の近くの大型書店とかで探したりするしなあ…。amazonとかもあるし。いまはネットや大型書店の時代で、品揃えでそういったところと勝負をすることが難しい小さな本屋をやっていくのは厳しいということなんだろう、きっと。