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松代周遊

先月頭にiPhoneを入手して以来twitterにかまけていたらいつの間にか1ヶ月ほどこちらを更新していなかった。先月は夏だというせいもあってか飲み会がとにかく多くて、普段そんなに頻繁に飲み会とか行かないのでだいぶ疲れてしまった。やはりなにごともほどほどが大切だと思う。そのせいかどうかはわからないけど8月の中頃は完全に夏バテてしまい、夏休みは軽井沢の方に旅行へ行くはずだったのに結局それもキャンセルして実家でぐうたらと過ごした。その間にインセプショントイ・ストーリー3など面白い映画が観れたのでよかったけども。その後夏バテにはうなぎやレバー!という信念のもと、ことあるごとにうなぎやレバニラ定食を食べていたところ、現在はだいぶ体調もよくなってきた。
そんなわけで夏休みに旅行に行けなかったということもあり、先週友人の結婚式で長野に行く予定があったので、それにあわせて有休を1日取って結婚式の後に長野駅周辺を回ってきた。今回行ったのは善光寺川中島古戦場と松代。特に松代がよかった。松代は、大阪夏の陣で有名な真田幸村なんかで知られる真田家が長らく藩主をしていた松代藩があったところで、長野駅から路線バスに乗って30分くらいのところにある。松代駅のそばで降り、観光マップをもらいに駅に向かう。
松代駅舎内
松代駅舎内 posted by (C)syndrm
長野電鉄の松代駅は昭和の香りたっぷりの駅でなかなか趣き深い。駅の外に、自転車無料で貸します、という貼り紙がされていたのでお願いして貸してもらうことにした。深緑色に塗られた自転車に乗り、松代の街へ。シャツの下に汗を滲ませながら真田宝物館へ。着いたときには開館時間前だったんだけども、入っていいよとのこと。実はさきほど借りた自転車も貸し出し時間前だったんだけど貸してくれており、このあたりは東京とかよりもずっと柔軟だなあ、なんて思った。中には真田家ゆかりの色々なものが展示されていて面白い。特に面白かったのは表道具と奥道具の展示。表道具というのはいわゆる公的な場面で用いる道具で、奥道具というのは屋敷内で用いる普段使いの道具のことらしい。奥道具の典型は嫁入り道具とか。表道具は堅い、って印象で、奥道具はなんかまあ色々ある、って感じ。奥道具のほうが自分は好き。これらを比較しながら見るのは楽しかった。
真田邸は残念ながら改修工事中で庭園以外は見ることができなかったので、その後は真田邸のすぐ近くにある文部学校へ。
旧松代藩の文部学校
旧松代藩の文部学校 posted by (C)syndrm
この文部学校というのは松代藩の藩校で、佐久間象山らの意見を受け入れて藩主により19世紀中頃に建てられたものとのこと。文学所や剣術所、弓術所などいろいろな建物が中にあり、ほとんどの建物の中に入ることができる。黒光りした板張りの部屋の中はとても静かで、冷房がなくても涼しいように感じられる。部屋の中の少し高くなっているところに腰掛けて休んでいたら、修学旅行っぽい小学生たちがやってきて一気に賑やかになった。この落ち着いた佇まいの学校も、150年くらい前はあんな風に賑やかだったのかもしれない。
文部学校の中にある弓術所
文部学校の中にある弓術所 posted by (C)syndrm
文部学校を出て旧横田家住宅や佐久間象山記念館などを周った後、長野電鉄しなの鉄道を乗り継いで長野駅に戻り、新幹線で東京へ帰った。松代はのんびりとしたいいところだった。時間の都合で松代城跡に行けなかったのがやや心残りなので、また来る機会があればそのときにでも行ってみたい。