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ピコピコ少年

押切蓮介は「でろでろ」で知ってはいたんだけど、絵があまり好きじゃなくて漫画はあまりよんでいなかった。ただ、ハイスコアガールというゲーム少年とゲーム少女の漫画を読んだらすごく面白くて一気に既刊を揃えてしまった。ハイスコアガールを読み終えてしまったので、他の漫画にも手を出してみようと思い手を出したのがこの「ピコピコ少年」そしてその続編「ピコピコ少年 TURBO」だったのだが、断言しよう、これは自分と同世代の学生のころはゲームしかやってきませんでしたーなんて人間にはマストバイのアイテムである。主人公は作者自身でゲーム大好き少年の日々が描かれている漫画なんだけれども、ゲームを求めて隣町のゲーム屋までチャリを走らせたり、何気なく買った夕闇通り探検隊に心を動かされたり、TO HEARTの洗礼を受けたりなど、これ俺じゃね?って要素が多すぎて読んでいてたびたび過去の記憶がフラッシュバックする。ゲーセンで親に見つかって友達の前で殴られるシーンなんかは、もう20年近く前のお正月に小銭で1万円分くらいのお年玉をもらったときに、その小銭をスーパーのビニール袋に全部つっこんで近所の駄菓子屋の前に置いてあったKOF94だか95をやり続けていたら自転車に乗って買い物に来た親に見つかって引っぱたかれる、という同じような体験をしたことがある。友達の前で親に怒られるのはきっついよなーという感覚が今では懐かしい。
ハイスコアガールは面白いし好きである一方でまああんな可愛い子たちに好かれたりしないよねっていう点でフィクションなんだけど、ピコピコ少年には確かに昔そこにあった現実がそのままに描かれていて、少年時代をリアルに振り返れるからこその感動がある。ほんと、俺も俺のBrand New Heart、探してたよなぁ……

ピコピコ少年

ピコピコ少年

ピコピコ少年TURBO

ピコピコ少年TURBO