働くことがイヤな人のための本 中島義道

働くことがイヤな人のための本―仕事とは何だろうか
この現在の閉塞的状況を打破したいというおぼろげな思いから今まで色々とこの手の本を読んできたが、これほど今の自分の状況を見透かされていると感じたのは初めて。てか、Aという登場人物は数年後の自分なんじゃないかとすら思った。中谷彰宏の本を読んだ後に「それが出来たら苦労しないってば、馬鹿野郎」、などと思う人には是非この本を推薦する。逆に中谷彰宏の本や、巷にありふれているポジティブシンキング本なんかを読んで、「ああ!そうだったのか!これで明日からはもうハッピーライフだ!」と思いそれを実行できるような人は、この本を読まないほうがいいかと。嫌悪感しか抱かないだろうと思うので。