そして大きな石が/空から落ちてきて/あたしを押しつぶす(「飛べない翼」より)
毎晩心の友としてアクアブルーを愛飲しながらネットに耽っている僕ですが、僕のその狂おしいほどの愛をアサヒ側も理解してくれたのか、今日アサヒから本生!キャンペーン当選通知とともに発泡酒が送られてきました。非売品(といってもどうせ後で販売するんだろうが)ということでさらに嬉しい。「非売品」とか「限定品」とかっていい響きですよね。限定された人間のみが入手できるもの。それが非売品であり限定品。なんかその「限定」という概念が非常にゾクゾクきます。もっと僕を限定してくれ!縛ってくれ!みたいな。今はどうしようもない自由が蔓延した世の中なので僕みたいな優柔不断のヒキコモリはもっと色々な制約で縛って欲しい。制限して欲しい。見限って欲しい。あああ。Mってなんて素晴らしいんだ!
まあそんな僕のM自慢はどうでもいいので放っておいて、さっそく送られてきた発泡酒を飲むことに。親も飲みたいと言ったので少しコップにつぐと、なんと黒っぽい。おお!黒ビール、いや、黒発泡酒? ごくり。……うーむ、なんか「重い」感じ。訳わかんねえとか言われそうですが、実際そうなのだから仕方がない。アクアブルーと比較すると、アクアブルーは飲むとすぐに口の中でじゅわっという音を立てながら拡散していく感じですが、この発泡酒はすうっと喉に吸い込まれるように入っていく。そしてほのかに苦味が喉の奥からじわりじわりと湧き上がってくる。うん、割と、いや相当美味いんじゃないかな。あと4本残っているのでじっくり味わいながら飲むことにしよう。
今日は何もせず1日中ごろごろしていた。ヘッドホンで「リリイ・シュシュのすべて」のサントラを聴いているとクラクラくる。特にラストの3曲がいい。飛べない翼とかベタベタなタイトルだけどマジでいい。だって出だしから「校庭が歪んで見えた/白い体操着が見えた」だ。流石は岩井俊二。あとMOONサントラも相変わらず聴いてる。このCDは最近割とヘビーローテ。バックアップとってそっちを使って聴いた方がいいかもしれない。
そしてCDを聴きながら中島義道「働くことがイヤな人のための本」を読む。またかよ。何回目だよ(4回目)。軽くバイブルと化しています。この本には僕の求めている何かがあるような気がしてならない。だから何回も読む。今日気になった部分はガンジス川のほとりで死にゆく行者の話の部分。最近読んだオーケンのエッセイ「わたくしだから」にも、ちょっと前に読んだ沢木耕太郎の「深夜特急」にもインドの話が出てきて、両方ともかなり興味をそそられた。ああ、インド行ってみたいなあ。韓国のど田舎の風景にも相当ショックを受けたけど、インドはもっと凄そうな気がする。ぶっ飛びそうな気がする。飛ばなきゃ!学生の間には何とか行きたい。本当に。それまではとりあえず日本印度化計画を聴いていよう。
昨日、腐女子事情について云々と書いたのですが、id:miki1004さんによると的を射ている、とのこと。貴重なご意見ありがとうございます。ということは、僕が何かこれだ!と思えるようなものを見つけるためにはやはり腐女子の方々を参考にすればいいということになるのだろうか。何気にテニプリのコミックス持ってたりはするんですが。今度友人と超話題の映画の方も見に行ってこよう。