麗らかな昼下がりにティーブレイクできるような生活を希望

昨日までとは打って変わって今日は朝から快晴。学校へ行く途中の電車の中にも溢れんばかりに太陽の光が降り注いでいる。そんな春の麗らかな陽気にぼーっとしていたら、ついつい降りる駅を一駅間違えてしまった。今思うと、ヘッドホンを付けていたせいで眼鏡をかけていなかったのも原因かもしれない。
いらないから、そんなドジっ子の萌え要素なんていらないから。第一そういう萌え要素は可愛い女の子が持って初めてその効力を発揮するのであって、僕のような中肉中背のヲタクがそんなことをしたってただ単にキモいだけなのである。
しかしもう既に電車を降りてしまった手前、もう一回同じ電車に乗りなおすのも何となく気恥ずかしく思ったので、結局そのままエスカレータを上がってその駅で降りてしまった。まあ、時間もまだ少し余裕があることだし、山手線の一駅分なんて歩いても10分かかるかかからないか位なんだから、ここから歩いていけばいいだろう。
この駅には何度か降りたことがあるのだが、駅前が明るいなあ、と来るたびにいつもそう感じる。駅前がパーッと開けていて綺麗だからだろうか。いつも僕が降りる駅はもっとゴミゴミしていて浮浪者がたむろしているような場所だから余計にそう感じられるのかもしれない。あるいは近くに女子大があるということも若干関係しているのかもしれない。だって駅の中になんかよくわからないビューティースポットらしきものもあるし。あれは一体何なのだろう。不思議である。さすが女子大!(関係ない
駅前にある大学(これは女子大ではない)にまっすぐ入っていく大学生たちを尻目に僕は右折し、坂を下っていく。歩いていても眠くなってくる位に心地よい暖かさが体中を包み込む。吹いてくる風も気持ちがいい。ああ、このまま授業サボってしまおうか。そんな考えが頭の中に浮かんでくる。でも、流石にゼミ初日からサボるのは得策ではないだろうと思い、あらためて学校へ向かう。
明治通りに出て普段の道に合流する。そこにはうじゃうじゃと気色悪い位に人がいて、ぞろぞろと大学に向かって歩いていく。はぁ、と思わずそれを見て溜息が漏れた。本当に、人が多すぎだと思う。半分くらいにしてください。
ゼミ。正直何をやるのかいまいちよく分かっていなかったのだけど、どうやら武士の思想について学ぶらしい。そこで軽く武士の宗教の話も聞いたところ、鎌倉時代の頃の宗教では既に男女平等の思想を持った宗教も存在していたという話を聞いてちょっと驚いた。武士なんて非常に男尊女卑なイメージがあったけど必ずしもそういうわけではなかったのか。へぇー、知らなかった。他の話を聞いていても色々知らないことや意外なことが多くて面白そうだ。これからも期待できそうな予感。
本当ならこの後に2コマ授業がある。が、今日はバイトの研修があるので家に帰る。帰宅後速攻で支度してバイト。昨日の予想通り「いらっしゃいませー♪(はぁと」と言うための練習をした。他にも何人か研修の人がいて、そういう挨拶練習でモジモジしてる人とかいたりして多少イライラする。そういうときはそういう役になりきって適当にこなしてしまえばそれで終わりなのに、どうしてそうしないのか疑問。まあいきなり営業スマイルを浮かべて爆音で「いらっしゃいませ!!」とか叫びだすオバさんも嫌いですけど。みんなもっと適当にこなせばいいのになあ、と思う。
今日は研修だけで終わったので早めに帰宅して試験のための勉強をして寝る。最近ヲタク分を全然摂取していないので完璧に僕のヲタクエナジーが枯渇している。脳がそれらの摂取を渇望しているのを感じる。ああ、頼むから早く日曜日終わってくれ。