スピードの向こう側なんて勝手に見ていてよ、僕は寝てるから

新歓合宿終了。連日脱水症状を起こしそうになるくらいに暑く、日中はずっとふらふらになりながら走ってました。ずいぶん日焼けもしました。でも、雨が降ったらそれこそやりたくない度数がMAXになるので雨が降らなくて本当に良かった。
しかしそれにしても今年の新入生は速すぎる。疲れたとか言いながらなんであんなにシャカシャカとペダルを回せるのか。お前ら全然疲れてねーだろう。2年の後輩が「先輩、この傾斜でこんなに遅いペースだと逆に危ないからもう少しスピード上げませんか?」とか新入生に言われたらしい。そんなに遅いペースでも僕達はそれで精一杯のスピードなんだってばよ。リアルにヘコんでしまいます。
遅くったっていいじゃない、人間だもの。
というか、最近サークル全体に蔓延しつつあるスピード信仰を何とかしたくて仕方がない。どうして彼らはすぐに競争したがるんだろうか。別に競争してわざわざ順位つけなくたってよくないか? まあこんな発言は遅い人間の戯言に過ぎないと言い切られてしまうだろうし事実そうだろうとも思う。だけど、スピードと移動距離を重視するあまり、楽しめなくなっている人間がいるということもまた事実な訳です。僕はもっとサドルの上からの風景をゆっくりと楽しんだり行った先々の場所を楽しんだりしたいんですよ。でも、こんな希望も「伝統」という何の役にも立たない代物のせいで実現させることは出来ず、サークルのシステムに納得がいかないのであれば君が辞めればいいんじゃない?という感じになる。正直辞めてしまってもいいとは思うんだけど、微妙に役職などに就いてしまっているため、周りに迷惑をかけるのもどうかと思うのでなかなかそうもいかない。サークルのような組織に属することはメリットも多いけどデメリットも多い、そんなことを改めて感じた合宿でした。それにしても本当に役に立たない伝統なんてものはクソだと思うよ。いらなーい。
明日は普通に学校休もう3連休にしようと思っていたのですが、なんかゼミの集まりがあるとか何とかで行かなきゃならなくなりました。あーあ。