こういうことを勉強したい

今週は週6でバイトなので余裕が全くない。明日はようやく休みですが、サークルがある。また帰宅は12時くらいになると思われるます。疲れる。が、しかし。明日は給料日だぜ!イエア!ようやくミンストレルソングを買えるぜ!ひゃっほう!あーもうマジで楽しみすぎる。絶対に明日買おう。
今年は授業にはほとんど出ていないけど(って去年も大して出ていないけど)、さすがに今年は3度目の正直ってことで民法の単位を取らなければどうしようもないので、早めの対策をしようと「伊藤真民法入門」を買ってきた。3年目にしてまだ入門本読まなきゃ駄目なのかよ自分?イエス、駄目なんですorz あまり勉強せずに単位を落とした1年のときとは違い、去年は割と出来たと思っていたのに単位を落としているということは、多分民法に対する考え方そのものが間違っているのではないかと考えられます。あるいはアウトプットの方法に間違いがあるとか。多分他の憲法とか刑法よりも、民法はきちんと順序を踏んで答案を書かなければ駄目っぽい。何とか今年は取れるように頑張ろう。
先週カオスを扱った授業でまた面白い概念、というか考え方を学びました。「でたらめさ」とか「ランダム」といったものについてです。何だよそんなの別に特に面白くもないじゃん、と思うかもしれませんが、「でたらめさ」とは一体どんな基準を持って「規則的ではない」と言えるのだろうか、と考えると途端に面白いものへと変貌を遂げます。例えば、

ctggcggccttggagaccctggacaatggcaagccctatgtcatctcctacctggtggatttggacat
ggtcctcaaatgtctccggtattatgccggcctgggctgataagtaccacgggaaaaccatccccatt

という文字列があるときに、大抵の人はでたらめなものだと思うわけです。まあaとtとgとcの4つが並んでいるなあということはわかるかもしれません。でもそれ以上はただこれを見て考えたところで何もわからない。4つの記号の並び方にも特に規則性のようなものは見出せません。しかし、知っている人が見れば、「ああ、これってDNAの塩基配列でしょ」とわかります(a:アデニン t:チミン g:グアニン c:シトシン)。このように、一見するとでたらめなもののように見えても、「知っていれ」ばそれはでたらめなものではなくて、ある意味を持った文字列になるわけです。他にも円周率3.1415926535…などもそれと同じような例として挙げられてました。そういや僕は知らなかったんですが、円周率ってもう2000億桁も計算されているらしいですよ。凄い!無駄に凄い!で、その2000億桁の中には1234567890と並ぶ箇所が何百億桁目に登場する、とかそういうこともわかっているらしい。ということは、1234567890というものは一見規則的なものに見えますが、それはもしかしたら一見でたらめなように思われる円周率の一部を抜き出したものなのかもしれない、とも考えられるわけですね。こういうことを知ると、自分がいかに曖昧な感覚を持ってして規則的だとかでたらめだとかと決めてきていたのだなあ、と感じます。自分の考えを根本から見直したほうがいいかもしれないと思わせてくれるこういう勉強は実に面白い。何の気なしに取った般教科目だったけどこの授業は本当に当たりだった。来週も楽しみ。
明日は授業サボって東京港にビクトリア号を見に行ってきます。