妖怪大戦争

どれくらいのおバカ映画なんだろうと期待して観に行ったのだけど、思っていたよりもバカ度数は低かった。残念だ。ストーリーとかはぶっちゃけどうでもいいような感じの映画で、「妖怪ってなんかよくわかんないけど面白いよね」というのがこの映画のテーマなんだろうなと思った。東京へ行った後の祭り?のシーンで妖怪がどんどん集まってくるシーンが一番面白かった。こっちの都合を全然わかってないで遊び騒ぐ妖怪たちはコミカルで可愛らしいけどそれは裏返してみればとても恐ろしいことでもあって、可愛いけどやはり妖怪は妖怪なんだよねえ、と、人間の僕は至極当たり前の感想を抱きながらその場面を観ていた。妖怪の中では特に豆腐小僧(雨上がりの蛍原)がよかった。お前は何なんだよ!全然意味ないじゃん!みたいな。ああいうまったく意味のない存在というのはとてもいいですよね。あと、すねこすりのショボさは何とかしたほうがいいと思う。いくらなんでもあれはないだろう。下手したら100均あたりに売ってそうなくらいにショボい。ワザとなのかな?ワザとだとしても意図がわからない。うーん。わからん。まあいいか。しかし豆腐小僧よりもすねこすりよりも一番記憶に残っているのは川姫である。川姫が素敵過ぎる。濡れた太ももがとめどなくエロい。しかも人間ではなく妖怪というのがエロさをよりUPさせている。知らない人が演じていたので誰だろうと思ってエンドロールを見たら高橋真唯という人だった。アイドルだそうだ。へぇ。
それなりに面白い映画だったと思う。途中少し寝てたけど。レイトショーだからしょうがないってことで。