フェイド・アウト

昨日今日と2日間に渡って青山でバイト。青山などというオサレスポットは明らかに僕には似つかわしい場所であるが、やってるバイト自体は全くもってオサレではないので何の問題もない。2日目のバイトは昼前に終了した。暇だから歩いてどこかへ行こうと思い、青山通りに沿って歩いていき、表参道を通って原宿へ。結構距離があるかと思っていたけどそれほどでもなかった。青山から東へ行けばすぐに皇居があって、そこからもうちょっと行くと東京駅に着くのは以前歩いたことがあるので知っているため、山手線の範囲っていうのは本当に狭いものだなあと改めて実感した。まあ山手線の範囲といっても、南北に移動したら(品川→大塚とか)かなり距離はあるけれども。東西はとても短い。東京から新宿へは快速を使えば15分くらいで着いてしまうわけで、すげー速いよなあ、と今まではそのスピードに感動していたけど、歩いても多分2時間程度の距離なんだからまあ当然といえば当然なことだ。でも中央線快速で新宿から東京へ行くとやっぱりとても速いように感じてしまう。パッパッパッパと景色が刻一刻様々に変化していくからだろうか。
日曜の原宿は思わずムスカの名台詞を言いたくなってしまう位に多くの人でごった返している。そんな人ごみに翻弄されながら何とかブックオフ原宿店に到着。色々物色する。このブックオフ原宿店は僕の知っているブックオフの中でもかなり大きい方で、探している本が見つかることが多いのでたまに行く。以前、すでに絶版になってしまっていたシルバー事件の小説(シルバー事件 CASE#4.5フェイス/是方那穂子/ファミ通文庫)を見つけたのもこのブックオフである。今回も何かあればいいなあと思いながら物色していたところ、lain―scenario experimentsを発見した。しかも105円コーナー。素晴らしい。そういやlainと言えば確か安倍吉俊lain画集が最近再販されたような記憶が。今度どこかで見てみよう。他にも今集めている吉田秋生BANANA FISHの続きや永井均<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネスなども全て105円コーナーに置いてあり、嬉しくなった。来た甲斐があったってもんである。で、それらを買おうとレジに向かったところ、轟音が。何だろなと思って外を見たら雷雨。それもかなり激しく。うわー傘なんて持ってないっての。しばらく立ち読みした後、雨脚が弱くなってきたところで地下鉄の急いで駅へ。そのまま帰宅。本当はもっとふらつくはずだったのに残念だ。
なんか最近休みボケが激しいような気がする。1日中だらだらとしている。こんな生活をしていて大丈夫だろうか。学校が始まったらやっていけないんじゃないだろうか。ああ、もうあと2週間くらいで学校が始まってしまうのか……。嫌だなあ。