闇の後に何があるのか

人は何故眠った後に再び目を覚ますのだろうか。僕は最近非常によく眠っているのだけれども、沢山眠れば眠るほど起きた後も眠くて、再び眠りについてしまう。この調子で眠る時間が徐々に延びていったとすると、そのうち寝たまま目を覚まさなくなるかもしれない。そのままずっと眠った状態でいたらきっと夢なんかも見たりするかと思うが、そうなったらはたして夢と現実の区別はつくのだろうか。夢が現実に取って代わったりするのだろうか。もしそうなったとするとその夢の中で再び眠ったりしてその中で再び夢を見たりもするのだろうか。そしてそれはずっと続いていくのだろうか。そこに終わりという概念は存在するのだろうか。村上春樹アフターダーク』を読んで、そんなことを考えた。『アフターダーク』は正直あまり面白くなかった。あの『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を書いた人と同じ人が書いたとは正直思えなかった。薄っぺらいように感じた。昔抱えていた問題はもう既に解決されているのかもしれない。
友人にSAKEROCKのDVD『ぐうぜんのきろく』を見せてもらったのだが、面白かったので、買ってしまった。安い!ライブのMCとツアー移動中のうたのコーナーは何度見ても笑ってしまう。SAKEROCKの曲は聴いていると自然と体を動かしてしまいたくなる曲だ。歌詞はないのだけどいつのまにか鼻歌を歌ってしまう曲だ。とてもいい。
サウスパーク無修正映画版を観る。何で無修正とかつけてるのか意味がわからなかったが、観たあとは納得した。こりゃヒドイ。ははは。まぁでもなんつーか、主張はどうしようもないくらいにはっきりとしているし、これはこれでいいのかなぁ、と思う。いや、でもやっぱよくないか。下品すぎ。本当に。ただ、音楽は秀逸。作中でT&Pが歌うアンクル・ファッカー(題名は違うかもしれない)はかなりいい曲だと思う。つい口ずさんでしまう。でも歌詞がアレなんで人前で歌うのはちょっと無理だけど。