コミケに行く

ということで冬コミに行って来た。コミケスペシャルとかいうものには今年行ったけど、普通のいわゆるコミケと呼ばれるものに行くのは初めて。一緒に行く友人たちも初めてということだったので、行ったことのない自分達が勝手に妄想している「コミケ」像を現実のものとするべく、前日はカラオケでオールしてテンションを上げながら始発で国際展示場駅へ。始発にもかかわらず人が多い。押し潰されながら到着。まだ日も昇っていない時間に列の最後尾に到着。そこから4時間くらい待つ。寒すぎて死んだ。開場後はとりあえず大手の列に並んで本を買い、その後島を幾つか巡って12時過ぎには出る。わずか2時間程度しかいなかったのにもかかわらず、凄まじいまでの疲労感が。こんな状態で混んでいる電車になんて乗れねえ、っていうことで、国際展示場駅への道から逸れて草むらで休む。そこは今年の5月にビクトリア号を見に行ったあたりで、羽田へ発着陸する飛行機が綺麗に見えて、とてもよい。人もほとんどおらず、わずか数百m先の建物の中にあんなに沢山の人がいる、ということが嘘みたいに思えた。休みつつ、それぞれが買ったものを見せ合ったりする。みなそれぞれが求めるものを手に入れられたようで喜んでいた。僕も安倍吉俊さんの新刊が買えてよかった。その後3人で本日の反省などをしながらフジテレビ本社の近くの駅まで歩いて行き、そこから電車に乗って、秋葉原へ。メロン→メッセ→とら、と回ったけど、どこも人が多すぎて見る気がうせる。しかし、流石にひぐらしは買わんとマズイだろう、と思って3時半頃再びメッセの前を通りかかったところ、4時から販売するひぐらしの整理券を受け取り、4時にはほとんど待つこともなくスッと買えた。タイミングがよかった。その後再び行ったとらの前なんて、ひぐらしとフランスパンの新作の列のせいでとんでもないことになっていたから。そして最後にヨドバシに寄り、動画のための携帯用のケーブルとか色々買って帰る。とても長い一日だった。
最後に。コミケについての反省というか感想というか。箇条書きっぽく。

  • カタログって別に買わなくてもいい、ということを入場のときに初めて知った。カタログを買わなきゃその分本を多く買えたのに、と後悔する。
  • 大手に並びまくることでもしなければ、わざわざ始発で行く意味は全くない、と思った。無駄に疲れるだけ。しかも後から来てもすぐに入れるっぽかったし。結果だけみると本当に虚しさを感じずにはいられないけど、まあそれも青春の1ページですよね、と自分を慰めることにする。
  • 並んでいる人々のネットワークにビビった。並んでいたときに横にいた人がしていた電話の声を聞くに、非常に綿密なスケジュールのもと動いているらしい。自分なんてまだまだ甘いな、と思い知らされた。
  • 広すぎて移動が辛すぎる。島と島の間を移動するときとか平気で肩をぶつけてきたりするのでストレスが溜まった。もっと周りを見ていただきたい。
  • 本が折れないようにするために、周囲の人々の多くがプラスチックのケースを持ってきていたのが印象的だった。僕はそんなもの持ってきていなかったので、ちょっと大判の本が少し折れ曲がってしまった。悲しすぎる。