イージー・ライダー

DVDは置いてなかったのでビデオで見た。テープが若干伸びていたようで、時折ノイズが入るのが見ていてちょっと気になったけど、けっこう古い映画なので、まあこんなもんか、などと思いながら見た。
ビリーと弁護士(名前忘れた)が寝る前に焚き火の前でしていたアメリカの自由についての会話が、心に残った。特に、

自由を説くことと 自由であることは別だ
個人の自由についてはいくらでも喋るが…
自由な奴を見るのは怖い
(「イージー・ライダー」弁護士の台詞より)

という台詞は、なるほどなぁ、と思う。
突然のラストシーンは非常にインパクトがあった。あれはアメリカという国は自らの手でアメリカ(=「自由」)を殺してしまったのだ、というメッセージなのかしら、と考えた。
見終わった後に「“自由”か……、何だろうね」といつの間にか考えさせられてしまうような映画だった。アメリカの田舎っていいなあ、旅行してみたいなあ、と思わせてくれる映画でもある。面白かった。