疑わしきは罰せず
家からすぐの映画館で『それでもボクはやってない』を観てきた。結構期待しながら観に行ったのだが、期待に違わぬ出来で、とても面白かった。冤罪というものが自分とは関係ないものではないという怖さを訴え、そして現在の司法制度を痛烈に批判しつつも、細かいところで笑えるネタを仕込んでるので、映画自体は全然暗くない。上手いなあ。冴えない感じの主人公役の加地亮も良かったし、弁護士役の役所広司もはまってた。あと、検事の人のペン回しがかなり撮られてて、それがなんか面白かった。確かにペン回しやってそうな気がする。何となくだけど。
この映画を観て、前に書いた中学校の頃の担任の話を再び思い出し、電車に乗るときは本当に気をつけようと思った。あー、しかし自分もあとちょっとしたらあんな感じの満員電車に毎日乗らなければならないのか…。嫌だなあ。