なぜ僕はエクスペリアプレイに魅力を感じないのだろう?
ソニエリ:プレステを組み込んだ「エクスペリア プレイ」発表 3月に米国で発売(毎日jp)
昔、小学生の頃にプレイステーションが発売したときには映像がめちゃくちゃ綺麗でとにかく面白そうだったので「これが最後のゲーム機になるだろうから頼むから買ってくれ」と親にねだってリッジレーサーとセットで買ってもらった記憶がある。その後PS2、GBA、DS、PSPにXBOX360とゲーム機を購入しているので親とのその約束はまったくもって反故にしているんだけども、ゲーム機を買ったときの興奮度合いでいえば、SFCよりも、PS2よりもプレイステーションが一番だったような気がする。その後も「光と音のRPG」というキャッチフレーズのアークザラッド2の飛行船?みたいな動画のSFCのグラフィックを遥かに凌駕した美麗さにわくわくしたり(ゲーム自体はまあそれなりだったけど)、その後しばらくして発売したFF7の冒頭のミッドガルのあまりのカッコよさに打ち震えたりしていた。あの頃はまさに自分の中のゲーム全盛期だったといえる。毎日早く家に帰ってゲームをやりたいと思っていたし、実際に毎日ゲームをやっていた。小学生・中学生の頃なんて家でろくに勉強なんてした記憶がないので、ほんとにゲームしかやっていなかったのだろう。そのときによく思っていたのが「外でもプレイステーションが出来たらどれだけ楽しいだろう」ということだ。電車の中でプレステができたらどれだけよいだろう、というのはよく考えていたように思う。だから時が経ち、PSPが発売したときには、ある意味その願いが叶ったはずだったのだが、発売当初はなぜかあまり魅力を感じず、結局psp-2000シリーズになるまでPSPは買わなかった。そして買った後も、PSPでは思ったほど遊んでいないし、現在も起動することはほとんどない。そしてエクスペリアプレイに関しては、正直全然魅力を感じていない。なんでだろう。あと10数年早くエクスペリアプレイが(PSPでもいいのかもしれないけど)が発売してくれていたら、きっと僕は狂気乱舞していたんだろうけど、いまはただ、ふーんそうなんだー、としか思わないのが、少し哀しい。