MOONを思い出す
先週の日曜に昔のPSゲーを懐かしむスレみたいなのを読んでいたらその中にMOONの名前を発見して、うわー懐かしいそういや昔サントラとかも買ったなーとか思い押入れからサントラ引っ張り出してきて、それをiTunesに入れて通勤中も聴いて楽しんでいる。MOONというのはラブデリックというゲーム会社が開発し、アスキーから97年に発売されたPSのゲームで、可愛らしいキャラクターやほんわかストーリーみたいにみせかけつつ従来のRPGやゲームを皮肉ったような内容に、当時中学生だった自分はこんなゲームもあるんだなあと感動しつつプレイしていた。アスキーから発売されたということもあり、ファミ通なんかでもかなり取り上げられていたような記憶がある。攻略本もファミ通から出てたし。
で、冒頭でもちょっと触れたように今はそのMOONというゲームのサントラを楽しんでいるのだが、これがまたよいのだ。今になって思えばいわゆるピコピコ音的ゲーム音楽に対するアンチテーゼ的な意味も込められていたのかもしれないけども、とにかく従来のゲームの音楽とは一線を画していて、ポップス、ロック、ジャズ、テクノ、アンビエントにワールドミュージックなどなど様々なジャンルの音楽がないまぜになっていて、ゲームと切り離して聴いたとしても十分聞き応えのある曲が多く、それゆえアルバムも今聴いても全然楽しめる。というすごいよいアルバムなのだが調べてみたら今はもう絶版になってしまっているらしい。残念なことだ。MOONの開発会社であるラブデリックもWikipediaによると今はもう活動を休止しているようだが、なんか2010年の年末に一度USTで生放送されたMOON開発スタッフ忘年会の中で、MOONの続編の話で盛り上がったらしい。もうそのときからは1年ほど経っているので本当に続編が出るのかどうかはわからないけど、もし発売するんだったらぜひやってみたい。ただ、昔好きだったPSゲーの続編といえば数年前にDSで出たトワイライトシンドロームの続編なんかにはがっかりさせられてたりもするので、そんな風になるならいっそ出して欲しくないという思いもある。思い出は思い出のままで。美しいままに。
一番人気のある曲はKera-Ma-Goなのかなぁ、MOON音楽の中心であったと思われるセロニアス・モンキーズの曲。動画検索したら『「KERA-MA-GO」を初音ミクに熱唱させてみた』とかも発見wこれはこれでなかなか。