20世紀少年/21世紀少年

先週から読み始めて、ようやく21世紀少年の下まで読み終えた。面白かった。正直いまだよくわからない部分とかもあるんだけど、それは考察サイトとか回ることで補完することにする。
しかし、誰かを、とても大切な誰かを失わないと気付けないものというのがこの世の中には存在するのだろうか。それって遅すぎるよ、って思ったりするのだが、どうしようもないものなのか。オッチョがあまりにもカッコよすぎたので、オッチョの喪失と再生の物語として、僕はこの漫画を読んだ。ケンヂの物語として読む人もいるだろうし、カンナの物語として読む人もいるだろう。あるいは“ともだち”の物語として読む人もいるかもしれない。そのように様々な読まれ方をしうるこの漫画は、やはりいい漫画なのではないかと思う。