いろいろと

今年の夏はとにかく映画を観て本を読むインプット期間と位置づけているので、そんなことばかりしているけど、明日はひぐらしを買いに行って来る。予約し忘れたのが少々痛いけど、今までも予約しなくたって買えてるので、今回も何とかなるだろうと期待することにする。混んでないといいなあ。

凄く丁寧に作られていて好印象。静かで淡々とした映画だけど、観終わった後に残るものがある。どこにも行けない、と思い込んでいるギルバートが青春だなあと思う。アーニー役のディカプリオも凄い。

ジャックが王様でパリーが聖杯を見つけるお人よしの男なのかと思って観ていたが、最後、屋敷に忍び込むシーンを観て、逆なのかもしれないな、と思った。パリーがリディアに好きだと告げるシーンではつい目に涙を浮かべてしまった。

女子高ってこんな感じなのだろうか、と思いながら観た。やわらかな光が心地よい映画。BGMのショパン(?)の曲も雰囲気を出している。「わたし、倉田さんのこと好きよ」と言って二人で写真を撮るシーンは、その外にいる杉山も含め、とてもよかった。全体的にどことなく色気漂う映画だった。ときめくね。

人間って短時間であんなに簡単に狂えるのか、と思うと怖くなった。アメリカで実際に行われた実験を元にしているということも、怖さをよりリアルなものにしてくれる。この映画を観ると、日常においてもあのようなことが起こるのではないか、と考えさせられた。正常と狂気の境目なんてあってないようなものなのかもしれない。

とにかくアクション。アクションですよ。人間ここまでできるもんかと感服。

SFというよりホラーっぽい感じだった。宇宙船の中が割と人間味のある作りだなあと思った。しかしエイリアンは気持ち悪い。バイト先の後輩によると2は1とは打って変わって完全なアクション映画で、それはそれで面白いそうなので、今度観てみる。

怖い。理由とかなしにいきなり惨殺が始まって、何も分からないまま終わる、という理不尽さが怖さを加速させる。説明できない恐怖、っていうのが一番怖い。直接的な残虐シーンが描かれているわけでもないのに怖いのは、作り方が上手いということなんだろう。