舞妓Haaaan!!!

新宿コマ東宝で。公開初日。ザゼンのライブが日比谷だから有楽町で観ようと思っていたんだけど、舞台挨拶だったので入れず、急遽新宿へGO。丸の内線とかあんまり乗らないから久々だったんだけど、あの四谷で上に出るのがいいね。緑に包まれて、煉瓦とかあって。清涼感。
3食の飯よりも自分の彼女よりもとにかく何よりも舞妓が大好きな男、鬼塚公彦(阿部サダヲ)がその己の欲望を達成させるべく、とにかく突っ走りまくる、という話。ただ、この「突っ走りまくりっぷり」が半端ない。え、え、え、ど、どこまで…、と観ているこっちがついていけないくらいのスピードでテンポよく畳み掛けるように突っ走る。あれくらいテンポがいいと、普通ならありえないこともありえることかのように思えてくる……、って全然思えねえよ!おかしいって!やっぱ!クドカンやるなあ。そして阿部サダヲはどこまでもおかっぱとブリーフが似合いすぎるぜ……。舞妓はんの駒子ちゃんもよかった。柴崎コウが演じる駒富士はもちろん綺麗なんだけど、仕込みのときが一番よかったと思う。またこのなんちゅーか、違った種類の魅力がね、あるね。エンディング曲の「おまえローテンションガール」を友人に借りていま聴いてるんだけど、映画では使われてなかったカヲルさんと柴崎コウの掛け合いを聴いて、柴崎コウを前よりも好きになった。サラミ味!