スティング

スティング [DVD]

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面白かった。1970年代に公開されたアメリカ映画。詐欺で生計を立てている若者が、詐欺仲間を殺された仕返しをするために他の詐欺師たちと組んで、仲間を殺した相手をやりこめる、という話。アフタースクールを思い出した。そういえば屋内にあるメリーゴーラウンドが気になった。あれ何なのだろう。あの当時(設定は確か1936年)はああいうふうに屋内に置かれていることが多かったりしたのだろうか?
あと、街にEzra Brooksというバーボンの看板があるのが何度か見えて、ああ、あれって昔ながらの酒屋によくかかってるサントリーオールドの看板みたいな感じなのかな、と思った。Ezra Brooksってあまり聞かないけど(日本でよく見かけるバーボンっていうと、フォア・ローゼズとかジム・ビームとかワイルドターキーとかだと思う)、アメリカだとよく飲まれているのだろうか。近所の酒屋に確かそれほど高くない値段で置いてあったような気がするので、今度飲んでみたい。全編を通して人をいかにして騙すか、という話であるにもかかわらず、なんだか品のある雰囲気を醸し出していたのはきっと音楽のおかげだろう。Scott Joplinという人の『The Entertainer』という曲だそうだ。タイトルは知らなくても聴いたことがある人は多いのではないだろうか。