愛すべき馬鹿げー
ガンプラを2体とも組み立てた。ガンダムの出来のよさに驚く。色とか塗らなくてもこんなにそれっぽくなるなんて!プラモデルを組み立てるのはBB戦士以来である僕には衝撃的だった。一方ブレイズザクファントムの方はと言うと……うーん、悪くはないんだけど機体の色が白基調で濃い色が含まれていないため何となくしょぼく見える。ガンダムと2体並べてみると余計それが際立ってしまう。なんかカラフルなガンダムと真っ白なザクを眺めていると、ふいにバトルドッジボールのことが頭に浮かんできた。
バトルドッジボールとは僕が小学校低学年の頃、ゲームをする友人の家なら誰の家にもあった超有名なSFCのゲームだ。知っている人も多いだろう。バンプレストお得意のキャラゲーだが、結構好きだったような記憶がある。内容はまあその名の通りで、ガンダムやウルトラマンや仮面ライダーといったキャラクターがドッジボールをする、というもの。コロコロでドッジ弾平が連載されてたのもちょうどこのくらいの時期かもしれない。小学校のグランドで毎日のようにやってたなあ、ドッジボール。野球やってるやつのボールが凄え速いんだ。
でもただガンダムが出てくるからバトルドッジボールを思い出した、というわけではない。このゲームには闘球王伝説(だったかな?)という仲間達とともに闘球王を目指す(笑)一人用のシナリオがある。その中に出てくる雑魚キャラが真っ白なのである。白いカラーというわけじゃなくて、ただ単純に色を塗っていない。手抜きもいいところだと今になると思うけど、当時は全く気にならなかった。まあストⅡの2Pカラーに衝撃を受けていた時代なわけだから、まあしょうがないかもしれない。また、この雑魚キャラ達は出会うと勝負を仕掛けてきて、こちら側は「たたかいますか?」の表示に対して、はい・いいえの選択が出来るのだが、いいえを選んでも「ふっふっふ、このおれたちがだまってかえすとでもおもうなよ」とかほざきだして結局戦闘に突入する。だったら最初から選択枝出すなよ!とこれに関しては小学生の僕でも突っ込んでいた(たまに逃げられるときもあるけれど、逃げたいと思うときに限って逃げることが出来ない。コントローラを壁に投げつけたくなる)。そのほかにも一番初めの面でひたすら鍛え上げれば最後まで楽々クリア出来てしまうという絶妙なゲームバランスや、訳の分からない必殺技が無駄に使えたりなど、何気に突っ込みどころ満載の面白いゲームだった。ああいう意図されていない天然の馬鹿ゲーは実に愛すべきものだと思う。天然馬鹿ゲー万歳!
地元レンタルショップで下妻物語をようやく借りることが出来た。やったぜ。僕が借りたのが最後の1本だった。もう新作でもないのに何でこんなに人気なんだ?まあ深田恭子が可愛いのはわかるけどさ。明日ゆっくりと鑑賞しよう。