乗車権のない愚かなドリーマー

2限の刑訴に間に合うように行ったのに、途中で気持ちが折れてしまいそのまま図書館へGO。映画でも見ることにした。でも3限は流石に出なくちゃダメなので2時間ものは見ることが出来ず、見たいものを探すのに手間取る。本当はディズニーのファンタジアでも見ようかと思っていたけど時間的にキツイ。それでペラペラとアニメーション映像資料一覧を眺めていたら(今日はアニメを観ると決めていた)ちょうど80分くらいの手ごろなものがあったのでそれを観ることに。パンダコパンダという宮崎駿高畑勲が手がけたほのぼのアニメです。以前ファミマで飲み物にこのアニメのフィギュアがついていたことがあります。もう1年以上前ですが。ファミマ側としてはトトロのフィギュアをつけたかったらしいですが、許可が下りなかったとかどうとか。そんな話をバイト中に聞いたような記憶があります。まあそんなことはどうでもいいんですけど。
アニメ自体はほのぼのとした感じで楽しく観れましたが、そんなことよりもコパンダのパンちゃんが可愛いくて仕方がありません。まるでゴムマリのように頭で跳ねていく姿とか実に愛くるしい。「はぅううううう。ねぇねぇみぃちゃんみぃちゃんあの子かぁいいよぅ!! お持ちかえりー♪」とか何とか思わず言ってしまいそうなくらいに可愛らしい。もちろんそういう効果を狙って作っているキャラクターなんでしょうが、可愛いものは可愛いんだからしょうがない!好きなものは好きだからしょうがない!!のです。はっは。
他にも「パパは毎朝会社へ行くものである」という言葉が出てきてこういうのはやっぱり高畑勲の考えが出ているのかなぁと思ったり、ミミ子の通っている学校の国語の授業で「ちびくろサンボ」が教材として使われていたりして、あー時代を感じるなあなどと思ったりしました。
そういや「ちびくろサンボ」といえば先日復刊されるというニュースがどっかでやってましたね。僕も幼年期にこの本を読んで育った(と言ったら言いすぎですが)世代なので、多少関心があったりします。少なくとも僕は小さいときにあの本を読んで差別的だとは思わなかったんだけどなぁ。大人がピリピリしすぎなのではないだろうか。と、こんなこと言うと「世界の歴史認識が甘すぎる」だの「差別問題に対する意識が低すぎる」とか言われてしまうんでしょうか。「もっと世界市民としての意識を持てよ」、とか。うむむ。
3限は出席。教授が「宇宙法を学ぶには夢が大事なのです!」と声高に宣言したときにはつい顔が綻んでしまいました。こんなことを言える教授もいたのかと。いや、本当に夢や希望というものをいつまでも真剣に捉え、直面し、そして語ることが出来るというのは素晴らしいことだと思います。僕もいつまでも色んなものに萌え続けていければいい。出来れば以前読んだ「私たちは大人少女」という本に出てきたオリーブ少女と呼ばれる女性たちのような、そんな暮らしがしたいと思う。バンプの曲に出てきた愚かなドリーマーがいいよ僕は。価値を問えー(だったっけ?
それにしても今年の授業は全体的に割と当たりのような気がしてきた。うざったいクソ法律科目が減ってきたからだろうか。何にせよ嬉しい限り。
明日はようやく休み。まあバイトはありますが。一週間こんなに動くなんて久々すぎた。疲れすぎて死ぬる。明後日のテストとかなんつーかもういったいどうしたらいいんだろうか。なーげーやーりー。授業でやったJAVAとかすっかり忘れてるっつーの。ありえん。