助っ人

「オマエの力が必要なんだ。」正直突然そんなことを言われてもねえ…、っつー感じなのだが、でもまあしかし頼られたからには仕方がねえ、ちょっくら行ってバシッと決めてやるぜッ、ってんで友人たちと共に向かった先は地元のゲーセン。中に入った我々を出迎えてくれたのはすっかり冷え切った、しかしどこかしら淀んだ空気と、脳をシェイクするような轟音。ここかしこでピーピーロリーという電子音が何かの獲得と喪失を叫び、店内のみで利用可能な、いわばこの店内世界の通貨は、常にジャラジャラランと耳障りな音を生み出し続けている。久々のゲーセン来訪でややその雰囲気に圧倒されつつある小生を尻目に、友人たちはどんどん奥へと進んでいく。慌てて後をつけていくと、友人たちが立ち止まっていて、目の前には4台の筐体。「オマエには今からこれをやってもらいたいんだ」こ、これは……。
っつーことで、QMA3を数時間やってきた。前にも1、2度やったことあったけど、面白いねアレ。僕はどうやら学問や雑学担当として呼ばれたようで、友人の横に座って分かる問題を答えたりしていた。学問や雑学はまあ割といけるけど、芸能やスポーツが弱点。さっぱりわからない。あと、出来るんじゃねえの、と高をくくっていたアニメ・ゲームがあまり出来なかったことにちょっとショックを受けた。アニメ分野の昔の問題とか、特撮の昔の問題とか全くわからない。ゲーム分野はけっこういけるんだけど。自分でカードも作ってやったりもしたので(現在、中級魔術師9級、エルフ組)、また気が向いたときにやりに行こう。近いし。そういや今は同じカードでⅡDXも出来るみたいで。知らなかった。