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優しい映画

土曜早朝、用事を済ませた後、秋葉原で久々にじゃんがらを食す。美味い。この間上野の一蘭に行ったけど、じゃんがらの方がずっと美味い。まあ、一蘭に関してはサークルの友人がバイトしてて色々聞いたからというのもあるかもしれないが…。でもそれをおいといても、やっぱりじゃんがらのほうが美味いと思う。また行こう。食後、腹ごなしに上野まで歩いてバーゲンを覗く。ネクタイとかベルトとか適当に買って帰宅。あと、戯れなれば、シグルイをオトナ買い。紙面から沸き立つような戦闘シーンの圧力に仰け反りつつ一気に読む。そうして、あっという間に一日が終わる。眠る。
今日、日曜。昨日早く寝たのでかなり早くに目が覚める。借りてきたDVD『暗いところで待ち合わせ』を観る。田中麗奈の演技の素晴らしさに感動する。いまだ感動の余韻の覚めやらぬなか、そういや今『きみにしか聞こえない』もやってるな、と思い出し、近くの映画館へ観に行くことにする。映像化の難しそうなあの原作を一体どんな映画にするんだろう、と観る前は期待と不安が入り混じっていたが、とてもよかった。細かいところにまで気配りが行き届いている映画で、主演の2人の雰囲気もとてもいい。すがすがしい気分で映画館を出る。今日観た乙一原作の2つの映画は、というか乙一の原作には、どちらも根底に「人の善性」というものへの確信があって。それはある種のファンタジーだけど、観ているととても優しく、穏やかな気分にさせられる。きっと乙一という人は優しい人なんだろうと思う。『きみにしか聞こえない』がこんなふうに映画化できるなら、今度はぜひ『しあわせは子猫のかたち』を映画化してくれることに期待したい。安達寛高監督の手でどうでしょうか。