ヲタク分が足りないんだろうか

今日も雨。テンションは相変わらず低空飛行。……人のテンション、勝手に持っていかないでよ。私の大切なもの、取らないでよ。ってな具合にレイニーブルーなわけで。しかもイライラしてストレスも溜まっているから尚更よろしくない。何でこんなにイライラしているんだろう。自分でも何で苛立っているのか、何に対して苛立っているのかわからない。矛先のわからない怒りというのはどこへ向くかわからないから手がつけられない。この怒りを社会とか大学当局とかに向けたりすると大学構内で大騒ぎしている某団体みたくなってしまうんだろうと思う。こういう日は誰ともかかわることなくさっさと家に帰るのが正解。
今日の3限の授業は面白かった。数理科学の授業で、黄金数の話から北斎の絵や雪の結晶、あるいは迷路庭園などの話につながっていく一連の流れに、これはヤバイ当たりだ!と思って一人ハァハァしていました。きもいヤローである。
いや、別に僕は北斎が黄金数を意識していたとかそういうことが凄いと思っているわけではないのですよ。正直北斎の絵に関する話はこじつけのように思うし。そうじゃなくて、一見すると何の関係性も見出せない様々なものを、一つの方法論・理論に従って、ある秩序だった一つの体系として再構築してしまうその人間の試みに感動を覚えているわけです。では、何でそれに感動するのかと考えてみると、そういうことを自分は絶対に出来ないだろう、と自分で思うからなんですね。たとえそういった数学的知識を得ることは可能だとしても、そこから先には多分到達できない。その僕が到達できないラインを軽々と超えていってしまう天才の思考の流れに憧れを抱き、感動するのだと思います。
こうやって考えてみると僕がイマイチ法律、というか大学の法律の授業を面白いと思えない理由も分かってくるような気がします。大学の法律の授業は「はい、これこれこういう論点がどうこうでこういった説がありますよ」という感じで終わり。特に民法系の科目がそう。先が全くない。そこで切れている。それを覚えてそこでオシマイ。いやいや司法試験なんかをみれば複合的な問題もあるんだよ知ったような口きくな馬鹿、という人もいるかもしれないけど、それらは3次元空間で考えてみればただ平面上でぐちゃぐちゃしているだけ。知識をこねくり回せば答えの出る問題。高さを持つ立体的な問題ではないように感じる。全然面白さを感じない。
でもまあそういうつまらない事をやらないと就職とか色々出来ないんですよ、きっと。だってみんながやっているんだから。
でも、でもさ。せめて大学のときくらいそんなつまらない事やらなくてもいいじゃない。どうせ仕事をするときになったら否が応でもそういうことをやらなくちゃいけないんだからさ。学生の間くらい社会に何の利益ももたらすことのない真理を追究させてくれたっていいじゃんか!実学主義断固反対!
とか、思ってしまうわけです僕は。で、結局結論としては法学部を選んだ自分逝ってよし、といういつもの結論に至るわけです。受験後、数理科学科に進む道も開かれていたというのに僕は……。ああ本当に馬鹿すぎだ。鬱鬱。
閑話休題
今さっきテレビつけたらめざまし天気がやっていて、お天気お姉さんが代わってました。ああ、この人が皆藤愛子さんですか。噂では同じ大学だとかどうとか。こうやって朝から頑張って働いている人もいる一方で、僕のように↑のような中学生レベルのわがままを言い続けている奴もいるわけですよ。同じくらいの年齢なのにね。キャリアデザインなんて微塵も出来ませんが何か?
……しかし、それにしてもアニメ声だなこの人。はっ、そうか!これはきっと朝から皆藤さんのアニメ声を聞かせることによって日本国民をアニメ好きに洗脳してしまおうとするフジテレビの陰謀なんだ!フジテレビ……恐ろしい子ッ!!