色々と相反しているとめどない考えとか

今、自分がやっている全部何もかもがつまらないしどうでもいいし無駄だと感じる。学校なんて言うまでもない位に嫌だしバイトは単調ですぐに飽きてしまうしサークルも面倒だし嫌だと思うことも多いし全部まとめて辞めてしまおうかなとしばしば思う。ただひたすら部屋にこもって本を読んだり音楽を聴いたりゲームをしたり映画を観ていられたらどんなに楽なことだろう。でも無駄だ無駄だといったってそれなりに金の稼げる仕事に就くためには大学を出てないとどうしようもない部分は多分にあるしいくら就職のための大学が無意味だと叫んだところで実際問題として生きていくには金を稼がなくちゃならないしさっさと自立というものをしなければならない。それに本を読んだり音楽を聴いたりゲームをしたり映画を観たりするためにだって当然のごとくお金がかかるわけでそれらを得るためにも僕はバイトだってしなければならない。辞めたいと思っているサークルだってこのサークルに入っていなかったらおそらく今以上にこの大学に価値を見出せない僕はまず間違いなく大学を辞めていただろうと思うし楽しい事だってそれなりにあったしそれに今こんな時期になって突然辞めると言い出せば周りの人間に対しても迷惑がかかる。親しい人間に迷惑はかけたくない。だけれども大学はやっぱり自分にとって苦痛以外の何物でもないことはやっぱり事実で、はっきりいってEUの仕組みや国際取引の規則など全くもってどうでもいいことこの上ない。どうでもいいことを聞くためだけに毎日往復計3時間も満員電車に乗ってどうして大学に行かなければならないのかわからない。こういうことを言ったときに「大学(高校でも可)なんて義務教育ではないのだから嫌ならば辞めればいいだろう」なんて言う人間がいるけれど、そういう人間は本当に頭が悪いんだろうと思う。嫌ならば辞める、ということが簡単に出来るなら初めから何も悩むわけがない。辞めた後のリスクを考えたらそんな簡単に辞められるはずがないことは自明だろう。それなのにそのような発言をしゃあしゃあと出来るやつというのは浅はかな人間だと思う。とはいえこのような状況に自分を追い込んだのは自分の浅はかな学部選択が原因なわけで他人の浅はかさを手にとって笑えるような立場に僕はいない。ああ頭が割れそうだ。痛い。しかしそれにしてもここ数ヶ月全く同じようなことしか考えていない。大学を辞めたい→でもやっぱり…→大学を辞めたい→だけど…→大学を…の繰り返し。何も進展していない。何とかしてリスクなく自分の進む方向を軌道修正したいのだけど、そんな道はなかなか見つからない。そんなことをグダグダと考えながらもう2年の月日が経ってしまった。そもそも痛みを伴わないで何かを得ようとする姿勢が間違っているのかもしれない。だからといって痛みを味わうのは怖い。痛みを伴うのであれば今のこの場所で我慢していた方が……って、ああ、いったいどうすればいいのだろう。どうしてこんなダメな僕の前にドラえもんはやって来てくれないのだろうか。のび太が羨ましい。ドラえもんがやって来てくれれば僕は何のためらいもなく机の引き出しの中に滑り込んでタイムマシンに乗って大学入学前まで戻るのだけれど。そして過去の自分をどこかへ追いやって自分がもう一度自分の道を選択する。あるいは過去の自分を殺してしまうことで自分殺しのパラドックスが生じてそのままどこか訳の分からない世界に迷い込んでしまったっていい。それの方がよっぽど今の生活よりはマシなんじゃないか。そんなことをとめどなく夢想するけれど、たとえタイムマシンで過去に戻ったってどうせお前は安全な道しか選択できないんだよ選択しないんだよと囁く自分が自分の中にいることに僕は気がついている。結局、僕は僕から逃げることは出来ないのだろうか?わからない。だから僕は期待する。何かしらの外的な要因によって僕の中でカタストロフィが起きることを。何もかもを徹底的にぶっ壊してくれるような衝動が訪れる事を僕は望んでいる。それは結局のところ僕がどうこうして実現できることではないように思う。きっとそれは気まぐれにやってきて何も言わずに去っていってしまうのだろう。カタストロフィのきっかけが訪れたときに僕はそれに気がつかなければならない。だから僕はずっと考え続けなければならない。忘れないように。色々なことを忘れないように。数年後に「学生の頃はよかった」なんて言葉を吐く誤魔化しだらけの人間にだけはなりたくない。心からそう思う。
なんか5月病かもしれません。年中5月病のような気もしますが。今日明日は夕方からのバイトだけしかないので映画DVDでも借りてきてリラックスしながら観よう。観る予定の映画は「存在の耐えられない軽さ」と「恋の門」の2本。前者は大学の発行している新聞のようなもので紹介されていて、題名がとてもいいと思ったので観ることに決定。後者はもともと観るつもりだったのですが、某氏が酷評していたのでさらに楽しみになりました(w