働かなきゃ生きていけない

お金がない。おかしい。先日バイト代が入ったはずなのにもう財布の中に金がないとは一体どういうことなのだろう。そんなにお金を使ったことなんてないはずなんだけど……。時間泥棒が僕の時間を奪っていってしまっているように(断定)、僕の財布から妖精がお金を奪っていってしまっているのだろうか?……って、それじゃ普通の泥棒じゃないか! っていうか、ただ単に漫画の買いすぎか? 確かに最近買いすぎてるかもしれないんだよなあ。昨日もハンターハンターデスノの新刊を買ってしまったし。ぼちぼち、自制していかないといけない。ああ、でもホイールの振れ取りとテンション調整もしないといけなかった。またお金がかかる。うああ。9月からまた新しいバイト探すかなぁ。
お金がない、といえば、以前サークルの友人とそれについて話したことがある。小学生の頃って本当にお金がなかったよね、とか、そんな話になった。確かに小学生のときはお金なんて全然持ってなかった。20円のカードダス1枚買うのにも真剣に悩んでいた記憶がある。10〜100円の金券が当たる10円の駄菓子にその日1日の運命を託したことも度々あった(大抵は無一文になって、声変わりもしていない声で哀れな悲鳴をあげながら、なす術もなくその場に崩れ落ちた)。ゲームソフトなんてもちろん自分で買えるわけもなく、誕生日のプレゼントで買ってもらうのが唯一の入手経路だった。その後中学、高校、大学と年を重ねるにつれて、自分で動かせるお金の額は増えてきたのにもかかわらず、昔も今も相変わらず、お金がないなあ、とぼやいている。まあ、もちろん欲しいものが高額になってきている、ということを考えれば、特におかしい話でもないのだけど、じゃあ一体幾らのお金を手に入れることが出来れば、満足というものを得ることが出来るのだろうか。1000万?1億?どうなんだろう? 小中高(浪)大と、ずっとお金がないお金がないと思っていることから帰納的に考えると、もしも1000万や1億というお金を持ったとしても、きっとそのときも、嗚呼お金がない、とぼやいているような気がする。そうすると、やはりお金というもの目標にするのは僕は無理だな、と思う。もうぼちぼち就職活動の準備をしなければならない時期にさしかかりつつあるけれど、ただ給料の高い仕事に就くんじゃなくて、面白そうな仕事に就きたいし、そういう仕事を見つけられればいいなあと、思う。まあ、もちろん適当に面白くて適当に給料も高ければそれはそれで万々歳なのでありますが。そんなの夢物語でしょうけれど。
しかし学校というものは本当につまらないところだと思う。小学校入学時から考えると、もう15年も学校というところに通っているということを改めて考えてみると、その長さに驚いてしまう。15年の年月を経て、僕はいったい何を得たのだろう?