東証アカデミー入門講座

終業後に東京証券取引所のセミナーを受講してきた。もちろん東証というのは基本的には証券の取引所なのだが、会社の(東証は株式会社なのだ)CSR活動の一環として、金融経済に関するセミナーを行っているのである。セミナーはレベル別にいくつか準備されており、今回はその中の入門講座というものを受講した。東証のウェブサイトから簡単に申し込むことが可能。
入門講座ということもあり、会社や株式についての基本的な事項や新聞の株式欄の見方など、知っている内容も多かったけども、体系的に話を聞くことで頭の中が整理されたので受けてみてよかったなと思う。面白いなーと思ったのは株式分割の極端な例として取り上げられた旧セブンイレブンの事例で、なんでも79年10月にセブンイレブンの株式を1000株持っており、それを99年12月まで保有していた場合、その株式は株式分割によって38070株になっており、その価値は株の値上がりもあり470倍(!)にもなったそうだ(およそ130万⇒およそ6億1000万)。すごい。とはいえ、79年10月当時のセブンイレブンなんて将来どうなるかまだわからないような感じだったのだろうし(79年10月にセブンイレブン東証2部に上場している)、80年の大卒初任給がおよそ12万くらいらしいので、大卒1年目の年収相当額をそのような上場したての会社に投資するのは普通はなかなかできないよなぁ。