手に汗握るドキドキもののサスペンスでも見ようかしら、そんなことを思いながら見たのがこの映画。序盤はイメージしていた通りの内容で、ウムウム善き哉善き哉、さて、これからどうなっていくのかしらん?と
wktkしながら見ていたところ、中盤から話が予想せぬ方向に突っ走っていき、海辺の家の傍で女性刑事が○○したシーンは思わず吹き出してしまった。まさかあんなことが起きるとは……。その後もそのままの勢いで突っ走り、いつのまにかハッピーエンドを迎えていた。見終わった後はしばらく呆然としていたけど、これはもしかしたらハッピーエンドじゃなくて、もともと主人公の夢・幻覚に過ぎなかったということなんじゃないか、とか、あるいは、また初めに逆戻りしただけで再び実験が始まってるんじゃないか、とか、実は国家を挙げてのドッキリだったんじゃないか、とか、まあ色々と考えた。こうやって色々と考えられる映画ってのも悪くないんじゃないかと思う。ドキドキ感も楽しめるし、多分笑いもあるのでお得な映画であることは間違いない。別に薦めはしないけど。楽しい映画だった。