ラブ・アクチュアリー

クリスマス前の数人の男女の恋愛の物語。見てると「人生って、本当に色々あるもんだよなあ」と思えてくる。ただ、全体として幸せに満ち溢れすぎているので、いまいち日々に幸せを感じられていない僕は、こんなのないない、とかちょっとだけ思ってしまった。ちょっとだけね。でも別にこんなことが現実になくたって何の問題もないのである。だってこれは映画なのだから。それにクリスマスの話なんだから、奇跡だって何だって起こるのである。それがクリスマスなのである。
登場人物がたまにわからなくなる、という点を除けば、パッパッパッパ、と場面が変わっていくので飽きなくてよいし、1つ1つの別々だった話がクリスマスに向かって徐々にまとまっていく構成はとても上手いし、面白い。「愛」というテーマでよくまとまったいい映画だなあ、と思った。
登場人物では首相(ヒュー・グラント)が好きです。でも、あんな俗っぽい首相いるんだろうかw