ウルトラヴァイオレット

友人たちと映画館に行って観て来た。有楽町。サロンパスルーブル丸の内ってところで観たのだが、この、サロンパス、ってのはあの湿布薬のサロンパスのことで、ネーミングライツによってこのような名前になっているそうだ。「映画で心のコリをほぐした後は、サロンパスで体のコリをほぐしてください」という、上手いこと言ってやったぜ的な自己満足宣伝が実に微笑ましくてよかった。
さて、ウルトラヴァイオレットである。日曜夜に割と長めに書いていたものをちょっとした間違いで消してしまったので、手短に述べることにする。
まず、ストーリーはあってないようなもの。ストーリー重視とかいう人は観ない方がいい。ファージとか設定は面白いんだから、もっとストーリーも作りこめばより面白くなったんじゃないのかしら、とか思ってちょっと残念だけど、元々ストーリーに期待して観に行ったわけじゃないから別にいい。敵の鎧のデザインとか、ミラ・ジョヴォヴィッチの服や髪の色が変わったりするところや、バイクのシーンなどはカッコいいところが多くていい。でも、リベリオンを観た人は当然に期待するのではないかと思われる殺陣シーンが、悪くはないんだけど、リベリオンの方がよかったなあ、という印象。ミラの手足が長いので映えはするんだけど。
結論としてはミラ・ジョヴォヴィッチの美しさを堪能しつつ、適度にアクションも楽しめるという、悪くない映画だったと思う。