ひりひりとした場所

ポロシャツを買った。3枚。これで来るべき夏は乗り切れるだろう。しかし、ちょっとばかり小金を持つようになったせいか、土日にしか着ない服を無駄に買いすぎているような気がしなくもない。でもこの、なんといったらよいのか、自分自身、働くこと自体に特に意味を感じられていないので、お金を無駄に使うことによって「俺は働いているからこそこうしてお金を使えるんだなあ、ああ、働くって本当にいいものですね」と、先日亡くなられた水野晴郎氏に哀悼の意を表しつつ、仕事というものについてそう思いたいというところはあるように思う。仕事への意味付与。そういうことをしておかないと、ちょっとしたことであっさりと今の仕事を辞めてしまいそうで怖い。実家暮らしということで、生活と仕事によって得られるお金の大切さとがうまくつながっていないからかもしれない。別に仕事辞めたって実家でバイトでもしながら生活すりゃ別にいいじゃんか、みたいなね。つまるところ、生きていくことについての緊張感が欠落している。もうすこし、ひりひりとした場所へ、自分を追い込んでいく必要があるのかもしれない。ずっと生きていくには。