「SET YOU FREE SUMMER FESTA 2010」に行ったこと
飛び石休みの23日は川崎クラブチッタで開催されるSET YOU FREE SUMMER FESTA 2010に行った。青春パンクっぽいバンドが沢山出てくるフェスである。なぜ行ったかというと、「突然サンボマスターの『世界をかえさせておくれよ』が聴きたくなったんだけど、ライブで」という友人の提案に基づき、直近でサンボマスターがライブやるのがこのSET YOU FREEだった、という理由による。前日までは結構暑い日が続いていたんだけど、この日は気温も高くなく、家を出るときから既にぽつぽつと雨が降り始めており、会場に入った11時半頃には豪雨となっていた。短パンで着た友人は寒い寒いと言っていた。天気と気温の移り変わりの激しさに体がついていかないぜ…。
このSET YOU FREEというフェスは朝10時から夜10時くらいまでと長丁場なので、一度途中で退場してそれからまた後半戦を楽しもう、とか言ってたんだけど、普通のチケットだと途中退場は無理とのこと。ということで長期戦となることが決定した。青春から遠ざかっている老年の身には若干辛いけど、まあ何とかなるだろうと思って入場。物販を適当に物色しながらその間を通り抜け、ロッカーに荷物を突っ込んで会場の中へ。ちょうど幕間で、みんな床に座ってだらだらとしていた。どうやら既に2つのバンドのライブが終わっているようだった。自分たちも適当なところに腰をおろしビールを飲みつつ話をしていたら三組目のバンドである花団のライブが始まった。花団以下、STANCE PUNKS、ガガガSP、Baby&CIDER、セックスマシーン、四星球、メガマサヒデ、サンボマスター、LINKのライブを休みを挟みつつ立て続けに聴いたところで、明日も仕事だからそろそろ帰るか、ということで会場を出た。面白かった。フラカンのライブとかぜひ聴きたいところだったんだけど、フラカンはトリなのでそこまではさすがに体力的にもきつい、ということでまた次の機会にでも。
STANCE PUNKSとかガガガSPなんかはもともと知っていて、浪人時代によく聴いていたので懐かしいなあと思いながら聴いていた。でも浪人時代っていったらもう10年近く前なんだもんなあ…。ほんとあっという間だ。集まってるバンドが青春パンクっぽいということで、たまに飛び出してくるまっすぐすぎる主張とかがどうも気恥ずかしくって、直視できず下を向いてしまったりしたこともあった。でも気分は悪くない。サンボマスターのライブはさすがという感じだった。友人が聴きたいと言っていた『世界をかえさせておくれよ』も歌ってくれたのでよかった。自分は『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』が聴けてよかった。
あと、初めて聴いた中で印象に残ったのはセックスマシーン。『サルでもわかるラブソング』という曲のサビが家に帰ってもずっと頭の中をぐるぐると回っていたので、iTunes storeから購入してしまった。ほんと直球すぎる歌だ。おれ おまえ すきーすきー おれ おまえ すきー。