アヘアヘ痛い

最近どうも身体の調子が悪かったのだけどもどうやらそれは首・肩のこりが原因だということがわかり、病院で治療したり意識してストレッチ的なことをしたりしていたらだいぶ良くなってきた。それはいいことなのだが、今回思ったのが自分の抱えている身体の不具合というのものがどんなもので、それは言葉にするとどのようなものなのかということを知ることはとても大切だということである。というのも、なんか身体の調子がよくないなーというのはずっと思ってはいたんだけども、どこが悪いのかというのがいまいちよくわからなくて調べようもなく、かなり長い間原因不明のつらさに苦しめられたからである。首や肩のこりなんてこれまでほとんど経験したことがなかった(認識してなかっただけかもしれない)ので、自分が感じている身体の不具合が首・肩のこりによるものだというのがわからなかったのだ。そういえば以前にも腹痛で医者に行ったときに「どう痛いんですか?」と聞かれて言葉に窮した記憶がある。きゅーきゅー痛いとか冷えるような痛みとか言われてもわからんわ。確かクレヨンしんちゃんの話の中に、お腹が痛くなったしんちゃんに先生がどんな風に痛いの?って聞いたところ「アヘアヘ痛い」と答えて先生が頭をかかえる、というシーンがあったけど、そのときのしんちゃんの気持ちはわからなくもない。しんちゃんにとってはそれはアヘアヘ痛かったのかもしれないのだから。こういう感覚ってのは個人的なもので、誰とも共有できないはずなのに、でも、みんなが同じような感覚をなんとなーく共有していてだからこそ世の中の色々なことが成り立っていて。それはとてもすごいことだなぁ、なんて、あらためて思った。