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連休の中日に歯を抜く

飲み会明けでぼーっとしながら、昨日洗濯干しの容量の関係で洗濯しきれなかった洗濯物の残りを片付けて、一息ついたところで近所に新しくできたコメダ珈琲店に初めて行ってみることにする。コメダ珈琲店は愛知県発祥の喫茶店チェーンで、最近は関東にもけっこう進出してきているらしい。先日知り合いが名古屋に遊びに行った時には、朝は毎日のようにこのコメダ珈琲店に行っていたそうである。
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komeda coffee posted by (C)syndrm
朝11時までに入ると、ドリンク料金のみでトーストとゆで卵がついてくる「モーニング」というサービスがあり、上の写真はブレンドコーヒーにそのモーニングサービスをつけてもらったもの。コーヒーの値段は少し高めなんだけども(写真のブレンドコーヒーは400円)、セットになるとお得感がある。コーヒーもまあ美味しい。休みの日の朝食としてはちょうどいいかも。今度行った時は、コメダの定番と言われるシロノワールを食べてみたい。今日は朝ということもあり、甘さでちょっと重たそうだったため結局注文できなかったので。
その後、海の方に行ってだらだらしたり、EDLP型スーパーに行って「やっぱ安いわー」と感嘆したりしつつ家に戻り、そして夕方ごろに再度外出して歯医者へ。先週末から痛みはじめた親不知を抜くためである。親不知を抜くのは初めてだったので周囲の人にいろいろと話を聞いてみると、「上に生えてる親不知を抜いたことはあるんだけど、そのときは大したことなかった。ただ、下の場合はかなり大変らしい」「下の親不知は口腔外科というところじゃないと抜けず、普通の歯医者では抜けないケースがある」「下の親不知は普通には抜けず、分割しながら抜かないといけないから大変だった」など、とにかく下の親不知の場合は面倒だ、ということを下の親不知が痛む自分に対して告げてくるので、若干怯えながら先週歯医者にも行ってみたところ、歯医者の先生からも「あー……、これは形状的にも抜くのはすごく大変で、時間はかかるかもしれないけど、でもやってみましょう」というコメントを頂戴した。……みんな僕のことを不安にさせすぎだろう、マジで。ただまあ普通に痛いので大変だろうと何だろうと抜かないという選択はもはや残されていない。不安な1週間を過ごし、いよいよ抜歯へ。施術の途中で先生が「いやーこれは僕の経験を振り返っても難しさではベスト3に入りますねー」とか嬉々として語りだしたり、僕の口を開け奥を覗き込みつつ「○○なんですけど…」「あー、これは大変だね、僕がやろうか?」「いえ、大丈夫です。やってみます!」「そうか、がんばれ」「はい!」みたいな寸劇が僕の目の見えないところ(目の前にはタオルみたいなのがかけられているので何も見えない)で繰り広げられたりして非常にスリリングだったけれども、2時間くらいで何とか無事抜歯が完了した。また明日消毒に来いとのこと。止血用のガーゼを噛みつつ書店を物色してたところ、川上未映子の『わたくし率 イン 歯ー、または世界』の文庫版が発売されているのを見つけ、何てタイミングがいいんだ、これも何かの縁か、と思ってムック本の『絶品!大人の定番カレー』と一緒に購入した。帯を見ると「わたくし率はぱんぱんで奥歯にとじこめられておる!!」のだそうだ。奥歯を抜いてしまったらわたくし率はどうなってしまうのか、そして今日奥歯を抜いてしまった僕はいったいどうすればよいのか、この本を読んで確かめてみたい。帰り道の橋から見た空に直線的に光が射していた。あれはいったいどういう現象なんだろう? 不思議。
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空に光が射している posted by (C)syndrm
終わったときには麻酔が効いていたのでそれほど痛みはなかったけど、しばらくするとけっこうな痛みがおそってきて、ガーゼで止血したり、ジップロックに氷水を入れてハンカチで覆って頬に当てて布団に横になっていたらそのまま眠ってしまった。連休の中日っていうのは、何の心配もすることもなく安心して眠りにつける日だ。

わたくし率 イン 歯ー、または世界 (講談社文庫)

わたくし率 イン 歯ー、または世界 (講談社文庫)