ヲタクたち歩く歩く歩く

再び京都から来ている友人と遊ぶ。
まず最初に行ったのは恵比寿ガーデンプレイス。前回の六本木ヒルズ同様、ヲタク集団である僕たちにとって全く縁のない場所であるけど、来たのにはちょっとした理由がある。
とりあえず大学最寄駅から山手線で恵比寿へ。10分強で到着。割と近い。駅を出た後スカイウォークという埼京線で渋谷に行ったときにあるような動く歩道を通ってガーデンプレイスへ。今日はいい天気なので高い位置にあるガーデンプレイスを歩いていてもとても気持ちがよい。店をひやかしながらぶらぶらと散歩。奥のほうまで行くと、面白いポーズの銅像がある。「これ絶対こいつとフュージョンやってるやついるよ」とは、メイド喫茶の君である友人の評。で、西洋風の建物を左手に見つつ奥へ。ありました。今日の目的地、東京都写真美術館おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ ([特装版コミック]) そう、目的は東京都写真美術館で行われている「おたく:人格=空間=都市」展。
チケットを買って中へ入ると、普段はまずこんなところに顔を出さないであろうヲタクちっくなやつらがチラホラいる。自分たちも同じなわけだけど。オシャレ感のある空間を抜けていくと、突如現れたのはキモヲタAAの特大ポップ。思わず「うわぁ……」という声が漏れる。中はヲタクの部屋を再現した空間や個人のヲタクグッズ展示販売BOX、カタログの切り抜きによるコミケ会場の再現や、秋葉原の街の模型などがある。あと、死ぬ時間がどうとかいうものもあったが、それは何とかカードというのが必要らしく、参加することは出来なかった。残念。40分くらい眺めて、出る。
全体としてなんとなく中途半端な印象を受けた。ヲタクの部屋の再現などもあんなヲタク実際にいるのかよ(まあいるらしいけど)、って思ってしまうほど典型的なヲタク像を作為的に作っているような印象を受けるし、秋葉原の街が徐々に変わっていくというあの模型も、もうちょっとしっかりとつくってもいいんじゃないかと感じた。あれは少しショボ過ぎではないでせうか?コンセプトというかそういうのは面白いと思うんですが。「萌え」だとか「ぷに」だとかそういう言葉を何ヶ国語かで説明してあるボードには笑った。シュール。カタログ買ってきたのでそれでまたじっくり読んでみようかと思います。
その後、渋谷へ。スタバで別の友人と合流。センター街やスペイン坂などという相変わらず相容れない場所をうろつく。ブックファーストに行く。そこでハヤテのごとく!1巻を発見。おお!近所の本屋ではどこにも置いてなかったがこんなところで発見するとは。即購入。まだかなり積んであったので、やはりこの漫画は渋谷系(笑)ではないんだろうとあらためて思った。
そこからだらだらと明治通りを歩き、原宿竹下通りへ。平日だというのにやはり混んでいる。いつも思うことだけど、何でこここんなに混んでるんだろう?そうまでしてここに来る理由がわからない。沢山の店があるので適当に物色しつつ駅方面へと向かう。
駅到着後、明治神宮に参拝。久しぶりに行った明治神宮はとても大きく感じられた。正月と違い閑散としていて静かな場所でとても良かった。こういうところを散歩するのは嫌いじゃない。
帰りは代々木のほうへ抜け、カラオケをし、京都へ帰る友人を見送る。喜んでくれていたみたいなので良かった。行ったことのない場所に色々と行ったので、僕自身も結構面白かった。また今度暇なときに行ったことのない場所に行ってみよう。