10月の終わりに
この1ヶ月は自分の中では割と激動な感じで、途中気がめいったりもしてたけども、なんとかいい方向には向かい始めているような気がする、というよりは予想だにしない方向に向かっていて驚いている。いまだ状況が上手く飲み込めていない。何ヶ月か前に現状を変えたいなあと思って少し動いてみたこととかも微妙に影響を与えていたりして、あのときは結局外から見たら何も変わらないという結果だったけど、でもあれはあれでやっぱ自分としては意味があったんだなあ、と思う。仕事で、過失と損害の間の因果関係がどうのこうの、とかいうことを他人に対して話したりすることもあるんだけど、実際のところある事象が後々どのような影響を及ぼすか、っていうのは現実ではかなり複雑で正直そんなの明確には誰もわからなくて、結果からみてハイこれとこれが因果関係にありますねー、なんてのは相手方に対して何がしかの請求をすることでも考えない限りさしたる意味なんてない。あとは過去の事例の積み重ねに基づく確率論・可能性の話になるんだと思うけど、確率とか可能性というのはあくまでも傾向を理解するための指標でしかなくて、次に何が起こるかを決定づけるものじゃない(0%と100%の可能性を除けば)。以前舞城王太郎の小説の中に「俺は学のない男なので、どういう可能性がありえないのかよく判らない。俺と可能性は関係ない。」というフレーズがあったが、本当にそのとおりだ。俺と可能性は関係ないのだ。自分は数学の中では確率の分野が好きだったし、実際得意だった記憶があるけど、それがゆえに逆にそういうものにとらわれすぎていた/いるところがあるんじゃないかと思う。多分これからもとらわれることが多々あるんだろうけど、でも、そこは意識してできるだけ変えていけるといい。自分でも何を書いてるのかよくわからなくなってきたけども、まあ、こういうことを漠然と考えていた。今日はこれから何をするか何も決めていない。さて、何をしようか。