美少女ビジネス市場 不思議世界で記者が〜

今ちょうどやっているバンキシャで美少女ビジネス特集とか何とか銘打ったニュースがやっていて、まあ例のごとく秋葉原メイドカフェと同人誌とヲタクが出てきた。そのヲタクの人は全然恥ずかしがってないで僕はヲタクですよと堂々と言っている。最近そういう感じのヲタクがメディアに登場することが増えてきてますよね。なんか今まで日陰のポジションにいたはずのものがいつのまにか燦燦と太陽を浴びているというか。そういうのは全然いいと思うし好きなものなんて人によって様々なんだから何が好きだって別にいいとは思うんですけど、そうやってみんなに認められてものを楽しむことをヲタクというのは享受したいのだろうか、とか思います。マイノリティーなものに価値を見出すことで喜びを得るのがヲタクなんじゃないの? 他人にウザがられるくらいでむしろ余計に快感みたいな。ああ、これの良さが分かるのは俺だけ、という感じで。最近のテレビで取り上げられているヲタクを見ると、そうでもないのかもしれません。だからまあヲタク世界でも流行が生まれる訳ですね。そうしたら結局メインストリームではなくサブストリームであったはずのヲタク世界でもまたメインストリームが生まれてしまうわけですが、そのヲタク世界のメインストリームからも外れてしまった人は一体どうすればいいんだろうか。どこに逃げ込めばよいのだろう。
それにしても「不思議世界で記者が」という副題ですが、取材していた記者の方も割とヲタクっぽく見えてしまったのは僕だけでしょうか? ……いえ、何でもないです。嘘です。ごめんなさい。